内向型教師が適応障害と向き合う日記

適応障害で休職し、復帰しました。自分の気持ちと向き合うために日々の生活や考えたことなどを書いていきます。

休職6・7日目。

今回も短めにいきます。

 

辻村深月さん著『かがみの孤城』を読み終えました。面白かった、すごく。

他の著書も読んでみたいと思います。

 

生徒の影響もあって、今年に入ってから小説にも手を出すようになりました。

それまでは自己啓発系の本やたまに教育書が多くて、小説からはなんとなく遠ざかっていました。

最近になって小説を読む方が圧倒的に多くなって、心の充足感を感じられるようになりました。本って偉大ですよね。

 

管理職から「まあ、本を読むことで現実逃避できるからね。」と言われましたが、私の体感としては、現実から目を背けず現実と向き合うため、現実を強く生きるために、小説から力をもらっていると感じます。

 

 

7日目は『ガールズ・メディア・スタディーズ』という本を読み更けていました。

休職5日目。

1つ1つの記事が毎回長いので、なるべく短めに。

 

午前中はなんと珍しい、家の掃除をしました。掃除と言っても、掃除機をかけて雑巾がけをさーっと。朝から掃除をすると気分が少し明るくなりました。

 

その後は母と辛いラーメンを食べて、お風呂カフェへ行きました。

温泉、お風呂カフェが大好きです。岩盤浴やサウナも好きです。

 

夜はサブスクで映画を一本観ました。

休職4日目。

だいぶ更新が遅れてしまいました。

もうすぐ復帰に向けて気持ちの準備をしていかなければいけなくなるので、休職中の自分の生活を振り返るという意味でも、どんなことをして過ごしたか記録しておきます。

 

この日はほとんど読書をしていました。

ひろゆき著『1%の努力』

とりわけ適応障害になってから、ひろゆきさんの言葉で心が軽くなったり、はっとさせられることが多くなって、購入しました。ちなみに断然紙媒体派です。

改めて今後のキャリアを考えていく上で、大変参考になる本でした。

この方の「楽しく生きれればそれでいいんじゃないか」という一貫した考え方に共感しています。

予測困難な状況の中で、今自分にできることは何なのか、毎日楽しく暮らすにはどうしたらいいのか、こういった根本にある悩みに寄り添ってくれる本でした。

 

西野亮廣『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』

えんとつ町のプペル』公開時に気になって読んだものを、再度読み直してみました。

購入のきっかけは、教育業界(公立学校)ではビジネスについて学んだり思考したりすることが本当にないので、手始めにこの方のビジネスに対する考え方を知りたいと思ったことです。未知の分野や発想について知るのはやっぱり楽しいです。

 

・スーザン・ケイン著『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』

この本は元々学生時代に教授に勧められて読み、ずっと本棚に眠っていました。

なんで自分がこんなに苦闘したのか考え直したときに、環境要因のみならず自分自身の気質も少なからず関係していると思い、読み直しました。

この本を読めば読むほど、特に私のような内向型人間にとっては、「単独空間」「単独の作業時間」がいかに必要か、納得させられます。

紹介したい文はたくさんあるのですが、「自由な時間は、自分がどうあるべきかではなく、自分がなにをしたいかにもとづいて過ごそう。」という言葉は、いつでも頭の片隅に入れておきたいです。

この本は自分自身の救いの書であり生き方のバイブルであるだけでなく、同じく内向型で繊細で、静かな子どもたちの能力や個性を、いかに引き出してあげられるかということにおいても、非常に勉強になります。

子どもをもつ親や学校の先生など、教育者であるすべての大人に読んでほしい一冊でもあります。



私は読書中は付箋を常備しておき、何度も読みしたい箇所や特に響いた言葉に印をつけています。

そして読了後に、小説は文庫本サイズのノートに、自己啓発系の本はA4サイズのノートに、ざーっと書いておきます。今ではこの作業がすっかり習慣になっています。

人に何か伝えるときの引き出しにもなるし、何より自分が人生で大切にしたいことはなにかをいつも思い返すことができるので、今後も続けていきたいと思います。

休職3日目。

午前中、気になる映画があったので観に行きました。

劇場であれ、サブスクであれ、思いがけず良作と出会うことがあるので、衝動的に「観たい!」と思った作品は、直感に従って観るようにしています。

 

鑑賞後は無印で気になるシャンプーやバウムを買って、少し気分を上げました。

 

今思い返すと、休み始めて間もないのに、やたらいろんなことに手を出していました。

「まずは心と身体を休めること」と分かっていても、何かしなきゃ何かしなきゃと、焦燥感に追われていました。

 

読めない数の本を買ったり、転職サイトを漁ったり、「自分はこっちが向いているんだ」と根拠のない未来の可能性を信じ込んだり、資格の勉強にくいついたり、、、

 

「早く学校から離れたい」、その一心だったのだと思います。

この機会を無駄にしてはいけない、ここで何もしなかったらまたあの地獄のような日々に戻らなきゃいけないと、今思えば大袈裟ですが、当初は本気でそう感じていました。

 

あれほど待ちわびていた「休みの日」だったのに、休もうとしていませんでした。

次の進路を急いでいまうほど、もう自分は現場に戻りたくない、戻れないと思い込んでいたのだと思います。

 

今となっては少し発想の転換もできて、復職のことも視野に入れつつ、これからのことを考えることができています。

 

休職3日目の自分に向けて、「今その精神状態でこれからどうしようなんて考えても、逃げる道しか考えられないよ。」と伝えたいです。

 

もちろん、今いる場所から離れることも、選択肢の1つとして考えられます。

でも、いろんな道、発想、方法があることを冷静になって考えられるようになるまでは、その余裕をもてるようになるまでは、人生設計は少しお休みしてもいいんじゃないかと思います。

休職2日目。

午前中は部屋で足りないものを買いに、家族とニトリへ行きました。

部屋に籠る(籠るまではいきませんが)ためにほしかったものを3点、購入しました。

 

1点目はデスクライトです。

 

本を読んだり文章を書いたりするのに机を使うときに、暖色系の電球にしたいと思いました。これまではずっと寒色系のものを使っていて、目がチカチカしたり、頭が痛くなったりすることがありました。

 

これを機に新調しようと思い、暖色系のデスクライトを購入。明るさを調節できないのは残念ですが、今のところ気に入っています。

 

 

2点目はマガジンラック(?)です。

 

映画のパンフレットが溜まっていて置き場に困っていたこと、どれも表紙が素敵なので、綺麗に飾っておきたいことから、購入することにしました。

パンフレットって、読み返すことはあまりないのですが、鑑賞の思い出として残せるので、つい買ってしまいます。

 

 

その後は電気屋さんでポータブルDVDプレイヤーを購入しました。映画鑑賞が好きなのですが、借りてきたDVDは自分の部屋でじっくり観たいなと思ったので、そんなに高くないものを買いました。籠る気満々の買い物です。

 

お昼はハンバーガーを食べました。

 

午後は掃除の続きを少しして、ネットで読みたい本を漁ってポチポチしました。

(後日明細を見て少し反省。)

 

 

部屋の環境も整って、気分も晴れてきました。

なるべく職場のことは考えず、手や頭を動かして1日を終えました。

休職1日目。

本来であればここまでの流れについて詳細を記したいところなのですが、

早速、お休み中の生活についての記録を綴りたいと思います。

 

1日目

この日はひたすら部屋の掃除をしていました。

なんてったってしばらくの間は自分の部屋で過ごすことになるので、まずは一番時間を費やす場所であろう自分の部屋の環境を整えることにしました。

 

具体的にしたことは以下の通りです。

・ベッドや本棚、机の配置を変える。(机と本棚の位置関係にこだわりました)


・仕事関係のもの、服、その他私物、とにかく不要なものを捨てる。

 断捨離というやつです。


・クローゼットの上に置いていた美容品などをケースにまとめてすっきりさせる。

(全体的にごちゃごちゃしていたので、なるべく視界がすっきりなるように整理しました。)


・隅々まで掃除機をかけて雑巾がけしてピカピカにする。

 

こんなところでしょうか。ほぼ丸1日かけて行ったので、その他に何をしたかは覚えていません。

不要なものを思い切って捨てると、やっぱり心が少し軽くなったような気がしました。

出勤するつもりでいたのに、一歩も動けなかった。

ある日の朝。

 

前日はいつものように少しだけ仕事して、じっくりとお風呂に浸かり、次の日に向けて早めに布団に入りました。

 

朝目が覚めてから、1時間半くらいベッドから起き上がれませんでした。(この症状は2,3週間前から続いていました。)過去のことを思い返しながら日記を頼りに書いているので、詳しいところまでは覚えていないのですが、「出勤したらまた過酷な1日が始まる」と考えると、恐怖で動けませんでした。

 

家を出る40分前くらいになって、かろうじて起き上がることはできました。ですがその日のことを想像するだけで気が遠くなり、息が詰まって苦しくなり、頭がぼーっとして思考停止状態のまま時間が過ぎていき、休むことにしました。

 

この日にやっと、重い腰を持ち上げて、心療内科を受診しました。

 

 

ここまでの2,3週間の症状としては

・眠れない

・早期覚醒

・ひたすら頭痛

・息苦しい

・倦怠感

・常にイライラしている

・物忘れ、ささいなミスが多い

・職員室にいるのが辛い、気疲れする

・食欲低下

 

今思い出せるものはこんなところでしょうか。

いつも頭はぼーっとしているのに心は騒がしい、落ち着かない。そんな状態でした。

 

その翌日も動けず翌々日も出勤できず、親とも話し合った結果、休職することになりました。※事務的な内容については省きます。

 

 

次の記事からは、休職中の毎日の過ごし方や気持ちを書いていきたいと思います。